『杉原千畝 スギハラチウネ』

この人の存在自体は、高校時代の授業で知っていました。
作品そのものとしても興味があったしね。
全体としはまぁそこそこ良かったと思う。
「命のビザ」を発給した以外の事はほぼ知らなかったのですが、
諜報員としても優秀だったのですね。

戦時中だし、人の精神はおかしな事になっているのです。
そんな中で、普通に人を救いたいと、実行に移せるのは本当に尊敬する。
そして、杉原千畝以外にも人を救う事に協力する、できる人たちがいたのは
本当に素晴らしい事だと思います。
まぁ、歴史は詳しくないので、どこからどこまでが事実なのかはわかりませんが。
そういう、すごく素晴らしいなぁと思える部分はすごく良かった。

が、奥さんの衣装、派手すぎじゃね?
着物にイヤリングするのかよ!と、
結構どうでもいい部分が気になってしまいました。
確かに、パーティーだなんだと華やかな場に出る機会は多かったのでしょうが、
映画としてはその演出というか、その衣装設定はどうかと思う。
最後に実際の写真も出てきてましたが、
そこまで華美なものにはなっていないようなんですが。
そんな普段なら流してしまうような所で気をとられてしまったのが、
すごく残念。

今回は日本映画っぽくない作りをあえて目指していたようですが、
それが良かった部分もあり、そうではない部分も少しあり、という感じでしょうか。

『わたしに会うまでの1600キロ』

※少しネタバレしていますので注意!

観に行ったきっかけは、リース・ウィザースプーンです。
(私この人結構好きなんですよ。)
なので、作品そのもには正直期待していなかった。
が、途中までは意外に面白かったですよ。
「意外に」と言っては失礼だけど、
これは私のあまり好みではない映画だろうなーと思って観に行ったので。

ドラッグと男に溺れ、生活を破綻させ、そんな生活から抜け出すために
ただひたすら1600キロを歩く、なんて、どうなのさ?と思ってたからね。
でも、いざ観てみると、
結構引き込まれました。
テンポが良かったんだよな、きっと。
しかし、これ、結局はどうなって終わるんだ?と思ってたら、
最後はなんだかあっさり。
「え?これで終わり?ここで終わり?」という感じで呆気なかった。
え?そんなんでいいの?
そのナレーションで端折った感じがあると思ったのは私だけ?

そして、エンディングでようやく初めて実話という事を知りました。
そうだったのか。

パンフレットを読んで、原作本がある事も知りました。
これは映画よりも原作読んだ方が面白いのかもな、と。

でもまぁ、冒頭でも書いたように、
リース・ウィザースプーン目的で観に行ったので、
概ね満足なのです。
機会があれば、原作も読んでみたいな。

『コードネーム U.N.C.L.E.』

※少しネタバレしていますので注意!

監督がガイ・リッチーだし、
主演は男性二人だっつーし、
これはもう腐るしかないだろ!!
という意気込みで(?)観に行ってきました(笑)。

が、そんなに腐らなかったよ(´・_・`)。
フツウ。
それに、完全に相棒的なコンビもの、というより、
女性が間にがっつり入っていたからね。
かといって、三角関係ではない。
まぁ、それなりに友情はありましたが。
腐らるほどではなかったよ(2回言います)。

それよりも、びっくりしたのはヒュー・グラントですよ!
出てるの全く知らなくて、
最初気づかなかった。
そして、気づいた途端二度見(?)した(笑)。
老けたなぁ、ヒュー・グラント。
でも今回の役にはぴったりだと思いましたよ。
英国スパイのボス!!
やっぱイギリス人ですよ!!
ヒュー・グラントは、顔はいいのにすごくチャラいイメージ(笑)。
私の中で1番ハマっていたと思うのは、
『ブリジット・ジョーンズの日記』ですね。
でも、今回もなかなかハマっていたと思います。
チャラくはないが、ちょっと頼りなくて適当な感じが(笑)。
嬉しい誤算でした。

最後は「え?これシリーズ化するの?」という終わり方でしたが、
調べてみたら、これって昔あったテレビドラマのリメイクなんですってね。
それであぁいう終わり方なのか!と納得。
しかし、興行収入がよければ、シリーズ化するのかしら?
パンフレットで色々情報を得たかったのですが、
残念ながらパンフレットは売り切れておりました。
役者チェックしたかったな。

『ミケランジェロ・プロジェクト』

ケイト・ブランシェット目的で観に行きました!
…いや、予告を見たときはすごく面白そうと思ったので、
普通に観たくて行ってきました。

が、終わってみれば、そんなに爽快感とかはないな、と。

もっとコメディ的な話を想像していたのですが、
笑えるのは少しだけ、あとは結構シリアス展開でしたよ。

確かにね、芸術品と人の命、どちらが大切かって、難しい問題ですよね。
芸術品、というか、歴史を守ることは確かに大切ですよ。
でもそれに、命をかける価値があるのか、という。
かける価値があると思ったからこそ、動いた人達なのでしょうが、
イマイチするっと納得できない。
何名かお亡くなりになっちゃうし。

実話を基にしているから、
思っ切りコメディ路線には走れなかったのかな。
というか、そっちを期待した私が間違っていたのか?

その分、と言ってはなんだが、
ケイト・ブランシェットに見惚れてきたぜ。
知的さが素敵!
フランス語が素敵!!

なので、結果的には満足なのである。

『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』

ヒュー・ジャックマンが目的で観に行きました。
期待していなかった分、案外面白かったなと。

ストーリーはまぁフツウです。
しかし、見所はストーリーではない。
映像がすごく綺麗!
残念ながら字幕版は2Dしかやってなかったのですが、
2Dでも見応え十分でした!
(3Dで観たら、もっと迫力があったのだろうが。)
あれ、アトラクションにしたらすっごく面白いだろうな。
TDRとかでアトラクションにならないかな、と思って、ずっと観てました。
(あ、ディズニーじゃないからダメか。
アトラクションになるならUSJの方か?)

で、当初の目的のヒュー・ジャックマンですが…
ヒュー…ジャックマン?と疑ったww
私は『ニューヨークの恋人』の、イギリス紳士のイメージが強いのですよ。
最近はマーベル作品で派手派手しい役柄が多いようですが。
ピーターパンは、基本的なストーリーしか知らないので、
どういう役柄か全く知らないまま観に行ったのですが、
そういう役ですか。
フック船長の方が素敵だったのになー、
でもまぁ、年齢的にそういう配役になってしまうのかなーと。
いや、今回はフックは船長になる前だったから。
船長になって、船長の格好をしたジェントルなヒュー・ジャックマンを観たかったよ!!
そこはちょっと残念だったかな。

その、フック船長の若き時代の青年については…
え、そんな感じなの?と、やや拍子抜け。
タイガー・リリーは綺麗だったけど、タイガー・リリーのイメージではない。
まぁ、綺麗だったからいいか。
しかし、これを基盤にすると、後のピーターパンの話がちょっと違ってこないか?
とか、自分のイメージがあるので、色々矛盾を感じてしまいましたね。

この作品は、劇場で、大迫力の画面で観ないと勿体無い。
とにかく映像は綺麗でしたよ!!

『マイ・インターン』

ロバート・デ・ニーロもこういう役をやるようになったか~。
(って、前回の『ヴィンセントが教えてくれたこと』でも同じようなこと書きましたが)

色々突っ走って色々な意味で潰れかけていた若い女社長のところに、
定年退職後し、妻を失い、生き甲斐を見つけるために再就職したの老人がやってきて、
お互いに刺激を受けて全て上手い方向に進む、というストーリーです。

で、ロバート・デ・ニーロは、再就職した老人役。
老人、かぁ…。
そういう役をやるようになったのね、というのが、第一の感想(^_^;)。
まだまだカッコイイじゃないか!!
でも、すごく落ち着いた初老の男性になっていましたよ。
雰囲気がすごく柔らかい。
私も老人が苦手ですが、こういう人なら側にいてほしいかも。

アン・ハサウェイも、『プラダを着た悪魔』を見ていたので、
こういう壁にぶつかる年齢になったのか…という、なんとも感慨深いものがありました(笑)。

全体としては、まぁフツウ。
所々ちょっと吹き出すところはありましたが、
フツウにまぁ面白いな~って程度でしたよ。

あ、あと、見てるとFacebookを始めたくなります(笑)。

仕事をしている、30代の女性向けな作品だなぁと。

『ヴィンセントが教えてくれたこと』

※注:少しネタバレしています。

偏屈な老人の元に預けられた少年との交流を描く、という、
題材としてはたまに見かける類のものです。

途中まではほぼ予想通りの展開で進んでいきますが、
終わり良ければすべて良し、
観て良かったなと思える作品でした。

基本、コメディです。
そして、この題材にはありがちな、ちょっと泣けるのシーンもあり。
泣けるといっても、死んだりとかしてないし、
「さぁ泣け!」と言わんばかりの嫌味がないので
すごく好感が持てました。
滅多なことでは動じない私が言うのだから、
間違いない(笑)。

『グラン・トリノ』は結局死んじゃいますからね。
あれは美しき自己犠牲を気取ってるっていうか、
あまり好きな話ではないです。
まぁ、好みの問題でしょうが。

終わり方がすごく好きだったなー。
やはり、最後は幸せになるのが一番ですよ。

それにしても、ビル・マーレイ老けたなぁ…。
『ロスト・イン・トランスレーション』を見たときも老けたなぁと思ったけど、
それ以上に、すごく老けたなぁ。
こういう役をやる年齢になったのね…。